LEDナツメ球

家庭の照明の蛍光灯の真ん中についていて常夜灯に使うナツメ球(豆球、ベビー電球)は、LED光源のものが数年前から実用レベルになってきています。
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(管理人所有のLEDナツメ球)
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!従来のフィラメントナツメ球
昔から使われているのは、いわゆる白熱電球タイプのもので、フィラメントが光ります。消費電力は何種類かあるようですが、常夜灯に使うものは5W程度のものが一般的のようです。
常夜灯として使う場合は長時間(1日に8時間程度)点灯するため、少しでも消費電力が少ないことが望まれます。5Wという値は小さいようですが、もっと小さく、もっと長寿命なのがLEDナツメ球です。

!LEDナツメ球
ナツメ球の光源としてLEDを用いるものです。複数のLEDが中にはいっています。消費電力は0.7W程度であり、フィラメントナツメ球と比較すると1/7程度になります。

!!消費電力削減効果の試算
フィラメントナツメ球とLEDナツメ球で消費電力と電気代がどの程度になるか試算してみます。
!条件

点灯時間:1日8時間

フィラメントナツメ球の消費電力:5W

LEDナツメ球の消費電力:0.7W

電気料金単価:22円/kWh


!フィラメントナツメ球の1ヵ月の消費電力量と電気料金
消費電力5Wを1日8時間点灯するのを1ヵ月(30日)続けるときの消費電力量は、

  5[W]×8[h/日]×30[日]=1.2kWh

電気料金に換算すると、

  1.2[kWh]×22[円/kWh]=25.4円

となります。

!LEDナツメ球の1ヵ月の消費電力量と電気料金
消費電力0.7Wを1日8時間点灯するのを1ヵ月(30日)続けるときの消費電力量は、

  0.7[W]×8[h/日]×30[日]=0.168[kWh]

電気料金に換算すると、

  0.168[kWh]×22[円/kWh]=3.70円 (有効数字3桁になるように四捨五入)

となります。

よって、1ヵ月の電気料金はLEDナツメ球の方が低く、その差額は 25.4-3.70=22.7円となります。

単純に環境のことだけを考えれば、消費電力が小さいほど良いわけですが、利用する人に直接関係するのは金額的にお得かどうかというところですよね。LED照明は白熱電球に比べてイニシャルコストが高く、ランニングコストが安いため、短期間使うだけなら白熱電球がお得、長期間使うならLED照明がお得になります。ナツメ球の場合、その分かれ目はどこになるでしょうか、見積もってみます。


購入価格はお店によってだいぶ差がありますが、以下のように考えます。

フィラメントナツメ球:80円/個

LEDナツメ球:380円/個

この差額300円は電気料金の差額22.7円の約13ヵ月分となります。つまり、フィラメントナツメ球からLEDナツメ球に交換すると、13ヵ月後にイニシャルコストとランニングコストの合計が一致し、その後はLEDナツメ球のほうが安く使うことができます。

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!私はすでに5年使っています。
私はすでに5年ほどLEDナツメ球を使っています。上の計算でいけば、
5年間フィラメントナツメ球を使う場合の電気料金は1524円。同期間、LEDナツメ球を使う場合の電気料金は222円。LEDナツメ球の購入費用380円を加えてもお得になっています。

!参考
[最強のナツメ球はどれだ! ナツメ球王者決定戦 (1) 代表選手紹介|http://beee.exblog.jp/1741409/][beee.exblog.jp]


  • 最終更新:2010-02-10 23:04:03

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